木之本宿探訪

2017年5月05日(金)

車両 BMW R1100RS 

走行距離 220Km

カメラ Canon G7X


前回のツーリングで久しぶりに盛り上がったバイク心が消えずに残っていましたので、この休日もRSと共にツーリングに出かけて来ました。今回の目的地は、かつては賤ヶ岳の合戦で、そして今ではつるやのサラダパンで有名な、北国街道の木之本宿です。


GWの功罪

今回の目的地の木之本宿は、滋賀県長浜市の北部に位置しているため、往路はお馴染みの国道365号線を使いました。走り慣れたこの道ですが、GW真っ只中のため今日はいつもと少し様子が違いました。対向車線を走ってくるバイクの台数がかなり多く、しかも、ロングツーリングで遠くから来ている人が多いのか、普段はあまり見られないライダー同士の挨拶が活発で、ツーリング気分を大いに盛り上げてくれました。

 

ただ、良いことばかりではなく、関ヶ原付近まで走るとまさかの渋滞が発生していました。関ヶ原ICの出入りが原因だろうと思って車列に並んでいたのですが、以外にもICから高速へ入る車はほとんどおらず、渋滞の列はさらにその先まで続いていたので、我慢出来ずに関ヶ原ICから名神高速道路に退避しました。 

名神高速道路も流れは少し重めでしたが、伊吹PAを過ぎたころからペースは改善し、米原JCTを経て北陸自動車道へ入ると一気に車の台数も減り、気持ち良い高速クルージングを楽しめました。

江北図書館

木之本ICで北陸自動車道を降り、国道303号線をわずか1Km走っただけで、本日の目的地の木之本宿へ到着となりますが、宿場町へ入る前に、JR木ノ本駅前にある江北図書館に立ち寄ってみました。実は、木之本宿へ立ち寄るのは初めてではなく、嫁さんがこちらへ来た時に観光したり、ツーリングの途中でサラダパンを買いに立ち寄ったりしていましたが、この江北図書館を見逃していたので、今回再訪したという次第です。

 

明治39年に設立されたという江北図書館は、青少年に勉学の場を与えたいという志のもと、当地出身の弁護士杉野文彌氏の寄付により実現した杉野文庫を前身とする私立図書館です。

 

アーチ型の窓が特徴的なこの建物は、図書館設立当初のものではなく、昭和12年に建てられた伊香郡農会の庁舎を利用しているのですが、それでも約80年前の建物なので立派な近代遺産と言えるでしょう。残念ながらこの日は祝日だったため図書館は休みでしたが、今でも地域の人に活用されている現役図書館なのです。

 

前回のツーリングで訪れた豊郷小学校旧校舎群にも通じる事ですが、先人の崇高な志のもとに築かれた学びの場が、いまも大切に活用されているというのは大変喜ばしいことですね。


木之本地蔵院

JR木ノ本駅側から木之本宿へはいると、三叉路の正面に大きく見えてくるのが木之本地蔵院です。案内表示によると、日本三大地蔵であり、賤ヶ岳の合戦の際には羽柴秀吉が本陣を構えたところでもあるそうです。どうやら目の仏様としても有名らしいので、私も老眼の進行と乱視がこれ以上ひどくならない様にお願いしておきました。

 

あれ?でも、地蔵院なのに地蔵の写真撮ってませんでしたよ・・・^^;


つるやのサラダパン

三叉路のすぐ近くには、古くからツーリングマップルで紹介され、また、ここ数年ではメディアやSNS等でサラダパンがとりあげられて有名になった、つるやパンの本店があります。GWで朝から多くのお客さんが訪れていたのか、お昼時に私が立ち寄った時には陳列棚のほとんどの商品が売り切れ状態でした。でも、看板商品のサラダパンとスマイルサンドだけは大量に作ってあったので、それぞれ1個ずつ購入しました。

中身はサラダではなく、マヨネーズで和えた刻みタクワンが入ったサラダパン。

コッペパンにバタークリームとゼリーを挟んだスマイルサンド。

旧滋賀銀行木之本支店の建物を活用したきのもと交遊館には、カフェスペースが設けられていたので、そこでアイス珈琲をいただきながら、これらのパンを美味しくいただきました。

サラダパン145円

スマイルサンド135円

アイス珈琲100円

合計380円 おっと、今回の昼食はコスパが高いぞ(^^)


木之本まちあるき

腹ごしらえをしたあとは、交遊館でもらった木之本まちあるきMAPをもとに、木之本宿を探訪してまわりました。

 

まずは、地蔵院の三叉路の南側から見て回ります。

つるやさんの向かいにあるのは重厚な古い薬看板が特徴的な本陣薬局。

その名のとおり木之本宿の本陣でした。

賤ヶ岳の合戦の武功話、賤ヶ岳の七本槍をその名にいただいたお酒の蔵元、冨田酒造。

手作りの店かめやさんは元旅籠でした。

創業が江戸末期という老舗醤油店白木屋。

レトロモダンなたばこや呉服店。なんちゅう組み合わせや・・・^^;

 

しし肉料理の専門店 隠れ里重内。

こちらも嘉永5年という江戸期から続く老舗、ダイコウ醤油店。

木之本宿の南の端にあるのは、たばこ&切手の与三郎商店。

元に戻り、地蔵院の三叉路の北側を見ていくと、元庄屋の上阪邸や、まちがどギャラリーとして活用されている文室邸などが点在していました。

北国街道の碑とレトロなポストが印象的なのは、創業480年以上という老舗酒蔵、山路酒造。

山内一豊の名馬ゆかりの家、馬宿平四郎。

好きでもない武将なのでスルーしときましょう。

 


イヌザクラの古木

羽柴秀吉が木之本に駆けつけた時、馬が死んだのを憐れみこの地に埋葬し、愛用の鞭をさしておいたところ、芽を出して今日の大木に成長したと言う逸話が残るイヌザクラを最後に見物し、木之本宿をあとにしました。


湖北のレイクサイドクルージングをたのしむ

帰りは木之本ICからすぐに北陸自動車道へあがるつもりでしたが、立ち寄ろうと思っていたGSが大規模ツーリンググループに占拠されていたので、いったんICをスルーし、長浜市街まで湖北地方のレイクサイドクルージングを楽しみました。


ここでもライダーどうしの挨拶が気持ち良いほど決まり、琵琶湖を吹き抜けてくる風が運ぶ春の香りを感じながら、心地良い走りの時間を過ごしました。

 

長浜市街で燃料を補給したあとは、長浜から大垣まで高速道路を走り、大垣からいつものルートを使って四日市まで帰ってきました。


あとがき

今回は、江北図書館をめあてに木之本宿を再訪してみましたが、久しぶりの古い町並み探訪はとても充実した見どころ満載の時間となりました。また、走行中はたくさんのライダーとの挨拶も交わすことができ、GWならではの雰囲気も楽しめました。ここ数年ははバイクに対する情熱が減退し、走りに出たいと思う事も少なくなっていたのですが、ここにきて、まだもうひと頑張りしたいと思えてきましたよd(^_^o)