下津井・児島探訪

2009年09月27日(

車両:BMW R1100RS

走行距離:280Km

カメラ:Nikon D40X


昨日ディーラーでオイル交換を実施したので、オイル交換後の滑らかなエンジンフィーリングを楽しみたいと思い、RSと共にツーリングに出ました。

ただし、夕方に婆ちゃん(私の母親)の喜寿のお祝いをするため、嫁さんからは「16時30分には帰ってきて!」という厳命か下ったので、あまり遠出はせず、今までのツーリングで立ち寄れなかった近場の見所をまわって見ようと思い、岡山県の鷲羽山近辺を散策する事にしました。


エンジンフィーリングを楽しむ

前日から走りに出る気満々だったにも関わらず、当日の朝はダラダラとすごしてしまい、実際にツーリングをスタートさせる頃には時計の針は午前10時に達しようとしていました。(最近このパターンが多いなぁ・・・。)

前日オイル交換の為にディーラーまで往復した際には、メッシュジャケットを着用していても暑さを感じたので、ウェア選びに頭を悩ましましたが、さすがにこの時期にメッシュでは高速走行を続けるのには辛いだろうと思い、春秋用ジャケットを着用して家を出ました。

シルバーウィーク明けの日曜日とあって高速道路の通行量は少なめで、瀬戸中央自動車道の水島ICで一般道へ下りるまで、RSの滑らかなエンジンフィーリングを楽しみながら気持ち良く駆け抜ける事が出来ました。


鷲羽山スカイラインで工場萌えの心をみたす

一般道へ下りたあとは県道62号線を西進し、スカイライン北口から鷲羽山スカイラインへ進入しました。今までのツーリングで何度か走ったことがある鷲羽山スカイラインですが、北から南へ向かって走るのは初めてです。まずは、水島コンビナートを右手に見ながら坂道を駆け上り、景色が良く見えそうな場所にRSを停め、眼下に水島コンビナート群を見下ろしながら工場萌えの心を満たしておきました。

その後は、走り屋の車やバイクが後ろから迫って来ないように祈りながら鷲羽山スカイラインを駆け抜け、本日最初の目的地である下津井の街へ辿り着きました。

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下津井の街並み

下津井は、瀬戸大橋の袂にある港町で、昔は北前船の寄港地として栄えたところです。当時の面影を残す町並みを見ることできるとの事だったので立ち寄ってみました。古い家屋は想像していたほど多くはありませんでしたが、所々で漆喰になまこ壁の趣のある建物を見る事が出来ました。

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旧野崎浜灯明台

県道21号線で鷲羽山をぐるりまわって児島の街に入り、児島観光漁港に残る「旧野崎浜灯明台」に立ち寄ってみました。この「旧野崎浜灯明台」には、過去のツーリングで立ち寄った事があるのですが、このあとに訪問する予定の「旧野崎家住宅」とのつながりを考えて再訪してみました。

この「旧野崎浜灯明台」は、塩田で栄えたこの地へ寄港する船を導く夜間照明としての役割と、塩釜明神への献灯の意味も兼ねて、1863年(文久3年)に建てられたものです。

現在の灯明台は、倉敷市指定建造物となった翌年の昭和50年に解体修理されたものですが、今となっては様変わりしてしまった港の片隅に、ひっそりと佇みながらも重厚感を醸し出すその姿はとても印象的でした。

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旧野崎家住宅

その後は、この地に塩田を開き、製塩業で財を成した野崎家の富の象徴である「旧野崎家住宅」に訪れてみました。敷地面積三千坪・建物延床面積千坪と言われる屋敷はとても見事で、なかでも、長屋門を入って最初に目に飛び込んでくる五連の白壁の土蔵群が圧巻でした。

ちなみに、この「旧野崎家住宅」は、国指定重要文化財となっています。
(「野崎家旧宅」という表記で岡山県指定史跡にもなっています。)

入館料500円/駐車場無料

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旧野崎家別邸 迨暇堂(たいかどう)

「旧野崎家住宅」を出るときに、「今日は特別に別邸も公開していますので、是非ご覧下さい。」と声をかけられたので、徒歩でそちらの方にもまわってみました。別邸といえでも見事な門構えで、そんじょそこらにある屋敷の追随をゆるさないほどの規模でした。

玄関前に紋付き袴の男の方が数名いらっしゃり、その方から教えて頂いた話の内容によれば、本日15:00からこの旧野崎別邸で模擬結婚式が行われるので、その時に来れば屋敷の中から見事な庭園を見ることが出来るとの事でした。

時刻は14:00すぎだったので、少し待てば模擬結婚式をみる事ができたのですが、残念な事に15:00といえばこの地を離れなければならないタイムリミットでしたので、模擬結婚式の見物は諦める事にしました。

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桃太郎ジーンズを購入

今までは、塩の町としての足跡を見てきましたが、この児島の街にはもう一つの顔があります。古くから繊維業で栄えたこの地では、国産初のジーンズを生み出して以来、長きにわたり良質のシーンズを多数輩出している事から、「国産ジーンズの聖地」として呼ばれる様になりました。

そして、近年では、風合いにこだわった手作りジーンズのメーカーも多数登場し、「児島ジーンズ」としてひろく親しまれています。その「倉敷ジーンズ」のメーカーの一つ、藍布屋(らんぷや)さんが「旧野崎家住宅」の正面にありましたので、少し立ち寄ってみました。

以前から興味があり、近くに来ることがあれば立ち寄ってみたいとは思っていたものの、1本二万円超のジーンズは今の私の懐具合には厳しいものがありましたので、「見るだけね〜。」と思って店内に入ったのですが、店員さんの接客の良さやお店の雰囲気に流されてしまい、ついつい「桃太郎ジーンズ 銅丹(カッパーラベル)」をカード決済でお買い上げしてしまいました。

嫁さんごめん、分割で払うから許してね(笑)

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無事帰宅

 藍布屋さんを出たのは15:00少し前でした。RSに荷物を積んで帰り支度を済ませて走り出すと、ちょうど迨暇堂へ向かう花嫁行列と出会いました。その早嫁行列を横目に見ながら大通りまで出て、児島ICから高速道路に上がり、オイル交換を済ませたばかりのボクサーに良い仕事をして貰いながら姫路まで駆け抜け、何とか婆ちゃんの喜寿祝いに間に合うように帰ってきました。

「旧野崎家住宅」を見物している頃から雲行きが怪しくなってきていたので、一雨来るかなと思っていましたが、最後まで雨に降られずに済んだのは幸いでした。


あとがき

今回は、今までツーリングで訪れていながらも、立ち寄りそびれていた場所を中心に走ってみました。なかでも「旧野崎家住宅」は圧巻で、とても見応えがありました。周りの町並みとの雰囲気も良く調和していて、機会があれば家族を連れてきたいと思える程の場所でした。

最後に予想外の散財はありましたが、総じて満足度の高いツーリングとなりました。