奥津温泉

2008年10月25日(

車両 :BMW R1100RS

走行距離:250Km

カメラ:Nikon D40X


先週の土日は絶好のツーリング日和に恵まれていたにもかかわらず、走りに出る事が出来なかったので、この土日は是非ともツーリングに出たいと思っていました。天気予報によると晴れ間は少ない様ですが、日曜日よりも土曜日の方がまだ幾分天気がマシとの事でしたので、土曜日にツーリングに出る事にしました。

この時期にツーリングに出るのならやはり紅葉を見に行きたいと思い、朝からネットで兵庫・岡山方面の紅葉情報を収集してみましたが、各地ともまだチラホラとしか紅葉は始まっていない様で、見頃を迎えているのは兵庫県北部の氷ノ山と、鳥取県の大山ぐらいのものでしたので、とりあえず大山を目指して走りに出る事にしました。


意外と寒い・・・

ツーリングの準備を整えて、いつも通り姫路パイパスに上がったのは午前9時過ぎでした。天気予報では雨の心配は無いとはいうものの、空は朝から雲に閉ざされ、陽光と青空をうかがう事が出来ません。その影響で気温も上がらず、ジャケットの下にそこそこ着込んでいるにも関わらず、走行中はかなり寒さを感じました。

福田ICで一般道へ下り、国道175号線を走っている間も寒さは変わらずで、空は相変わらず厚い雲に覆われているため、美しい景色に心奪われる様な瞬間もありませんでした。走り慣れた道でも青空に恵まれていれば、一度や二度ぐらいはツーリングに高揚感を与えてくれる様な美しい光景に出会えるはずなのですが・・・。


道の駅:彩菜茶屋

県境を越える頃には走行開始後2時間近くになり、寒さを我慢するのにも限界を感じたので、国道374号線との合流地点のすぐ近くにある「道の駅:彩菜茶屋」に立ち寄り、ホットコーヒーで暖を取りました。

ここまでの道中でツーリングに対するテンションは下がりきっており、大山を目指そうという気力は既に消え失せ、どこかで適当に温泉でも入って帰ろうという気持ちに変わっていました。

幸いすぐ近くには美作三湯の一つに数えられる湯郷温泉があるのですが、あまりにも近すぎるため、同じ美作三湯でももう少し奥にある奥津温泉を目指すことにしました。奥津温泉であれば、近くの奥津渓で紅葉が見られるかも知れないと考えたのと、過去のツーリングで立ち寄った奥津荘がリニューアルしたという話を聞いていたので、それを確認してみたいと思ったためです。

目的地変更も決めたので、トップケースから厚手の長袖シャツを取り出してジャケットの下に着込み、「道の駅:彩菜茶屋」を後にしました。これ以上一般道を走るのも面倒くさくなったので、美作から中国自動車道に上がって奥津温泉を目指す事にしました。


早すぎた奥津渓

中国自動車道を院庄ICまで走りきり、国道179号線を北上すること約30分ほどで奥津温泉の手前にある奥津渓へ到着しました。ただ、残念ながら紅葉の時期には早かった様で、紅葉はちらほらとしか見られませんでした。

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奥津温泉

奥津渓からまっすぐRSを北へ走らせていくと、そのまま奥津温泉へ辿り着きます。美作三湯の一つに数えられる奥津温泉ですが、他の湯郷・湯原と比べるとその規模は最も小さく、数件の老舗旅館が点在するだけのまさしく「鄙びた」という形容がピッタリの温泉地です。
 
この奥津温泉には、花美人の湯という近代的な立ち寄り温泉が出来たのですが、この「鄙びた」温泉地の雰囲気を味わうには、やはり老舗の温泉旅館の湯船に入りたいと思い、2004年のツーリング「三朝温泉と奥津温泉」でも利用した奥津荘の湯船につかる事にしました。
 
奥津荘は、唐破風の玄関が特徴的な由緒正しき木造建築の温泉旅館で、昭和三年から続く老舗です。版画家の棟方志功もたびたび訪れて逗留したため、棟方志功ゆかりの宿としても有名です。また、 この奥津荘の内湯は「鍵湯」という名称で広く知られています。江戸期に津山藩主専用の湯として使われ、普段は鍵を掛けて一般人の入浴を禁じていた事からそう呼ばれているそうです。
 
建物の中はリニューアルがはかられ、玄関脇にティーラウンジが設けられたり、館内にはJAZZが流れてたりして、上質な大人の宿として生まれ変わっていました。 
 
ただ、いくら名湯といっても入浴代金1,000円は正直少し高いと思います。過去の記憶ではもう少し安かったと思うのですが・・・・。料金表を見てみると、他の旅館の湯船もまわれる温泉手形というものが1,300円で売られているみたいなので、次回訪れる時はそれを使って温泉のはしごを楽しむ事にしましょう。

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みずの郷奧津湖

名湯「鍵湯」で奥津の湯を楽しんだ後は、温泉街を離れて帰路につきましたが、まだ食事をとっていなかったので、奥津湖のほとりにある「みずの郷 奥津湖」という施設に立ち寄ってみました。
 
売店を物色していると、奥津清流米使用と書かれた鯖寿司が目にとまったのでそれを買い求め、奥津湖が見渡せるベンチに座って美味しく頂きました。なんでこんな山奥なのに鯖寿司なの?という疑問はありますが、美味しかったので良しとしましょう。

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「みずの郷 奥津湖」で食事を終えた後は再び国道179号線を南下し、院庄ICから中国自動車道で姫路まで一気に帰ってきました。


あとがき

今回のツーリングは、寒さに負けて当初の目的とは大幅に違うツーリングとなりました。ただ、リニューアル後に奥津荘がどうなっているのか以前から気になっていたので、今回訪問出来たのは収穫でした。 紅葉をテーマにしたツーリングは、次回以降に絶好の青空のもとでリベンジを果たす事にしましょう。