大原宿探訪

2008年09月07日(

車両 :BMW R1100RS

走行距離:185Km

カメラ:Nikon D40X


前回のツーリングから1ヶ月以上の時間があいてしまいました・・・。

長年日帰りツーリングを続けていると、興味のある見所はほとんど行き尽くしてしまっているため、新たな目的地を見いだすのが困難で、なかなか次のツーリングプランが思い浮かびません。それにこの夏の暑さが追い打ちを掛け、バイクで出かける気力を萎えさせていたというのが正直なところです。

ただ、あまりRSを放置しておくわけにも行かないので、9月に入りようやく暑さも和らいできたところで、お散歩気分で温泉につかりに行く事にしました。


もたつく

前日夜からデジカメのバッテリー充電を開始し、温泉セットも準備して、ツーリングに出かける体制を万全に整えていたにも関わらず、当日の朝になってみると、網戸から吹き込む心地良い涼風に吹かれながらうたた寝する気持ちよさに負けてしまい、家を出るまでにかなりの時間を費やしてしまいました・・・。

結局、最寄りのガソリンスタンドででRSに給油をし、姫路バイパスに上がったのは午前11時前でした。
 
給油をしている時には少し汗ばむ程の暑さを感じましたが、パイパス走行中はメッシュジャケットを通り過ぎていく風が肌に心地良く、少しずつ近づきつつある秋の気配を感じながらバイパスを終点まで走りきり、相生市に至りました。
 
お散歩気分で温泉につかりに行こうと思った時から、頭の中には漠然と「あわくら温泉 黄金泉」を思い浮かべていたので、あわくら温泉へ向かうべく、相生市からは播磨科学公園都市を縦断する播磨テクノラインを使って国道179号線へ至り、佐用町から国道373号線へ合流して北上を開始しました。


平福宿

ここまでの流れは順調で、天気もすこぶる良好でしたが、佐用町に入った頃から進行方向に暗雲が目立つ様になってきました。そして、前方の山頂に利神城跡た見えだした頃から、雨粒がフロントスクリーンを叩きだし、本格的に雨が降り出しました。ちょうど平福の町に入ったところだったので、雨宿りと休憩を兼ねて「道の駅:宿場町ひらふく」へ逃げ込みました。
 
雨量はかなりまとまったものでしたが、空にはところどころ薄日が覗いていたので、おそらく通り雨だろうと思い、ソフトクリームを食べながら雨をやり過ごす事にしました。
 
しばらくすると予想どおり雨もあがり、日差しも戻ってきたので、濡れた路面が乾くのを待ってツーリングを再開する事にしました。道の駅周辺の平福の町は、その昔宿場町として栄えたところで、旧街道沿いには情緒ある町並みが残っているのですが、既に過去のツーリングで散策済みなので、今回は有名な川辺の風景を写真におさめただけでこの地をあとにしました。

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大原宿

国道373号線を北上し、岡山県との県境を越え、美作市に入ったところで旧大原町に残る「大原宿」を探訪してみる事にしました。
 
この「大原宿」も先ほどの「平福宿」と同様に、旧因幡街道沿いに栄えた宿場町であった事はツーリングマップル等で知っていたのですが、今まで立ち寄った事がありませんでしたので、この機会に探訪してみようと思った次第です。
 
旧街道沿いにRSとともに足を踏み入れ、ゆっくりと進んで行くと、「なまこ壁」」「虫籠窓」「袖壁」などを備えた町屋が点在しており、この通りがそのむかし宿場町として栄えた頃の面影を見て取ることができました。この「大原宿」には、本陣・脇本陣ともに現存していましたが、私が訪れた際には、残念ながら一般公開はされていない様でした。
 
本陣の周辺にはわりと多くの町屋が残っており、中でも「武蔵の里」という看板を掲げた酒屋の建物は見事なものでした。また、酒屋のお隣には、町屋と一つながりになった擬似洋風建築も見られ、古い町並みに紅一点の彩りを添えていました。

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あわくら温泉 黄金泉

進路を再び北にとり、本日の湯「あわくら温泉 黄金泉」を目指して走ります。といっても、「大原宿」と「あわくら温泉」との距離はさほど離れておらず、ほんの十分程度走っただけであっさりと辿り着きました。
 
「あわくら温泉 黄金泉」は、過去のツーリングで何度か利用しているので特筆すべき事はありませんが、露天風呂にゆっくりと浸かって、日々の疲れとツーリングの旅塵を洗い落としました。
 
休憩所で冷たいお茶を飲みながらゆっくりと過ごしたあと、出発準備のために外に出ると、私のRSの隣に二台のバイクが止まっていました。一台は「隼」もう一台はホンダのスーパースポーツでしたが、二台とも後ろのタイヤがまん丸で、とても綺麗にタイヤが角まで使い切られていました。いつまでもビバンダムドールが残っている私のパイロットロードとは大違いですな・・・。

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道の駅:ちくさ

「お散歩気分で温泉にでもつかる」という本日の目的も無事達成したので、帰路につくことにしますが、国道373号線で大原宿まで戻ったあとは、少しルートに変化を持たせるために国道429号線へ分岐してみました。集落をつなぐのどかな田舎道を駆け抜けて山間部へ入り、比較的タイトなコーナーが連続するワインディングロードを楽しみながら県境を越えて千種町へ至り、県道72号線を南下して行きました。
 
ただ、ここまで食事を取らずに走り続けてきましたが、そろそろ空腹に耐えられなくなってきたので、途中にある「道の駅:ちくさ」に立ちよって、腹を満たすことにしました。
 
人影まばらなレストランに入り、「カツカレー」を注文し、窓の下に流れる千種川の風景を眺めながら料理が運ばれてくるのを待ちます。道の駅のレストランなので、あまり期待はしていなかったのですが、運ばれてきたカツカレーはなかなか見栄えも良く、味もなかなかのものでした。残念ながらカメラはRSのトップケースに入れたままだったので写真を撮れませんでしたが、これならばツーレポネタに使えたなぁ・・・。


帰還

道の駅をあとにして、県道72号線の南下を再開した時には、RSの時計は16時を越えていました。帰りのペースを少し速める必要がありましたので、国道179号線へ合流したあとは、再び播磨テクノラインを使って播磨科学公園都市へ上がり、播磨新宮ICから播磨自動車道へ入り、山陽自動車道を経由して一気に姫路まで帰って来ました。


あとがき

今回は、温泉の湯につかる事を目的に、お散歩気分で走ってみましたが、それなりにツーリングの形にはなったと思います。今回のルートは、今までに何度も走った事のある道ばかりだったので、ツーリングに際しての高揚感はあまりありませんでしたが、近場でありながら今まで立ち寄れずにいた「大原宿」を探訪できたのは良い収穫でした。