春をたのしむ色彩ツーリング

2007年04月08日 

車両:BMW R1100RS

走行距離:185km

カメラ:CANON IXY DIGITAL450 & W51H


桜の花も見頃を迎えました。桜の名所は花見客で大いにい賑わっている事でしょう。そこで、私もバイクに乗って桜を見に行く事にしました。ただ、あまり混雑する所へは行きたくなかったので、少しマイナーなお花見スポットを回ってみる事にしました。
また、今日は桜だけでなく、走行中に目に飛び込んでくる様々な春らしい「色」をカメラで切り取って、春を楽しんでみようと思って走りに出ました。


閑谷学校の桜を目指して!

家を出た時間はかなり遅く、午前10時を余裕でまわっていました。春秋用のジャケットに身を包み、まずは岡山県は備前市にある閑谷学校の桜を目指して姫路バイパスに上がります。ところが、バイパスに登ってまもなく、ETCカードをさし忘れているのに気づきました。このままでは山陽自動車道へ入れないので、バイパスに上ったばかりではありますが、いったん姫路サービスエリアへ立ち寄る事にしました。

姫路サービスエリアの駐車場でETCカードを本体に差し込んでいると、本線をとても大規模なツーリンググループが駆け抜けて行きました。いよいよ春のツーリングシーズン幕開けですね〜。私とRSもそのツーリンググループを追いかけるかの様に本線に戻り、姫路西バイパスを経由で山陽自動車道へ合流して備前へ向かいました。

山肌に点在する山桜に目を愉しませながら、山陽自動車道を快適速度で備前まで一気に駆け抜け、国道2号線から分岐する県道261号線を使って閑谷学校へ到着しました。


閑谷学校

今まで何度かツーリングレポートでもご紹介したている通り、この閑谷学校は、1670年に備前藩主池田光政が庶民教育を目的に開いた学校です。その中心となる講堂は1701年に完成したといわれています。ここは紅葉の見所としても有名なので、紅葉の時期に何度か訪れた事はありますが、桜の時期に訪れるのは今回が初めてです。

建物の周囲に咲き誇る桜の木はさほど多くはないものの、300年以上の歴史を誇る由緒正しき国宝に、ほのかな彩りを添えていました。

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国道368号線

ひとしきり桜を観賞し終えた後は、次なる目的地へ向かってRSを走らせ、県道261号線から県道368号線へ進入して北上を続けます。この県道368号線は道幅が広くて路面状況も良く、なかなか走りやすい道でした。

道路脇には、時々目を奪われる様な美しい草花が現れますが、たいていは民家の庭先に咲いているので、うかつに写真に納めるわけにもいきません。しばらく走ると、通りから少し外れた集落に美しい桜が群生していましたので、県道368号線を外れてその集落に入り込んでみました。群生する桜の近くまでRSで近づいてみると、そこでは地元の老人会の方々が、椅子を並べて桜の木の下でお花見を楽しんでおられました。そして、皆さん一様にいぶかしげな目でこの妙な珍入者を見つめておられました。す・・・すみません(汗)

再び県道368号線に戻って北上を続けると、ダムの近くの公園の入り口に綺麗な白い花が咲いていましたので、バイクを停めて写真に納めました。看板によるとユキヤナギという花の様です。その近くでは、ツツジも紫色の綺麗な花をつけていました。

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さらにその公園の先には程よいコーナーが連続しており、その途中に美しい桜が咲き誇っていました。

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さらにRSで先を目指すと、県道368号線はいったん県道90号線と合流し、その後再び佐用町方面へと分岐します。分岐後の国道368号線は、いままでとは様相が一変し、道幅は狭く路面状況も悪くなり、山間部を抜ける酷道と化します。いや、県道だけに険道と言った方がよさそうです。
 
山間部の所々に小さな集落が点在し、その集落ごとに見応えのある桜の木が咲き誇っていましたが、どこも地元の方々がお花見を楽しんでおられたので、無粋に近づくのは遠慮させていただきました。
 
私とRSはタイトなコーナーが連続する県道を駆け抜け、上月町入りを果たしました。
 


佐用川の菜の花

県道368号線で上月町へ入ったあとは、国道373号線へ合流してしばらく南下を続けます。国道373号線に沿って流れる佐用川の土手に咲き誇る菜の花の黄色がとても美しかったので、バイクを停めて写真に納める事にしました。

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その鮮やかな菜の花を写真に納めていると、無情にも我がデジカメは「ピー」という音とともに、仕事を終えてしまいました。何とバッテリー切れを発生させてしまったのです。ツーリング中盤からバッテリー警告灯が点滅していたのですが、こんなにも早くバッテリー切れに陥ってしまうとは・・・。いつもなら、ツーリング前日にデジカメのバッテリーをフル充電しておくのですが、今回はそれを怠ったのが敗因です。私としたことが・・・まさに不覚!

というわけで、この後のツーレポの写真は携帯電話のカメラを使用しました。


吉永南光線の桜並木

国道373号線を南下し、久崎三差路から再び県道368号線へ分岐して、旧南光町方面(現佐用町)方面へ向かいます。この区間は通称吉永南光線と呼ばれ、国道373号線と国道179号線を結ぶ快走路になっています。この道路に沿って流れる千種川の土手にはたくさんの桜の木が立ち並んでおり、見事な桜並木をかたちづくっていました。

 


光福寺の大イト桜

見事な桜並木を堪能したあと、私とRSは吉永南光線→国道179号線→県道53号線と経由して、本日のメインイベントである光福寺の大イト桜を見に行きました。佐用町(旧南光町)にある光福寺の大イト桜は、樹齢300年を越える播州地方随一の古木で、兵庫県の天然記念物にも指定されているそうなので、立派な大木に桜の花が満面と咲き誇る光景を想像して楽しみにしていました。

が、現地へ到着してみると、ご覧の通り桜の花はまばらで、少し遅きに失した感がありました。

光福寺の大イト桜は少し残念でしたが、本日の予定はすべて消化したので、国道179号線から播磨学園都市経由で国道2号線まで出て、バイパスを使って姫路まで帰ってきました。播磨学園都市から国道2号線へ出る県道44号線では、ツーリングを楽しむ10数台の珍走車両のグループが、対向車線を駆け抜けて行ったのが少し笑えました。彼らも春を感じているのでしょうか(笑)


あとがき

今回は、春を彩る様々な「色」を求めて走ってみました。春を彩る「色」を全て切り取れたわけではありませんでしたが、ほぼ当初の目的通りの結果は残せたのではないかと思います。ただ、メインイベントとして最後にとっておいた、光福寺の大イト桜の見頃を逸したのは少し残念でした。これはちょっとリサーチ不足でしたね。来年に活かしましょう。