プチ・イージーライダーな旅7

2006年03月24日(金)

車両:BMW R1100RS

走行距離:355Km

カメラ:Canon IXY DIGITAL450


本日は平日なのですが、会社の勤務カレンダーでは休日となっていて、本日から三連休となります。(そのかわり春分の日は通常出勤日でした。)そのおかげで、交替勤務の「ウメちゃん」「ミキオ君」たちと休みが一緒になったので、今年初の「プチ・イージーライダーな旅」に出る事にしました。

今回の目的地は「鳥取砂丘」にしました。「鳥取砂丘」といえば「プチ・イージーライダーな旅2」の時に一度訪れているのですが、その時は「ミキオ君」が家庭の用事で不参加だったため、そのリベンジをかねての再訪です。そして、日本海沿岸の美しい眺めを楽しむため、同じ鳥取県の大栄町まで走り、最後は国道 179号線で豪快な走りを楽しもうというのが今回の計画です。


ちょっと寂しいスタート

集合場所は、いつも通り姫路バイパスにある姫路サービスエリアです。午前8:15に現地へ到着すると、既に二人とも到着していました。二人ともいち早く私のヘルメットが新しくなった事を発見し(あたりまえか)、しばらくヘルメット談義となりました。そして休憩室で缶コーヒーを飲みながら、ツーリングマップルで本日のルートを確認し、いつも通り写真を撮ってからツーリングをスタートさせました。

いつもなら、他にも大勢のバイク乗りたちが集合待ちをしているのですが、平日なので私達以外にライダーは見あたらず、いささか寂しいスタートとなりました。


国道179号線から373号線へ

まずは姫路バイパスを西へ走り、福田ICから国道179号線に合流します。揖保川を渡ったあとしばらく北上を続け、県道724号線を使って新宮三差路をショートカットし、「道の駅しんぐう」あたりで再び国道179号線に合流して西へ向かって走りました。

このあたりから前方を行く車列もバラけはじめ、目の前に広がる景色とも相まって、ツーリングらしい様相を呈してきます。我々は絶好の晴天のもとに繰り広げられる景色の変化を楽しみながら、快適なペースを維持しつつ、次の分岐点がある佐用町を目指して走りました。

ただ困った事に、申し分ないほどの青空が広がっているのですが、予想以上に寒さが厳しく、ちょっと辛いものがありました。革パンの下にパッチを履かずに来たのが失敗だった様です・・・。

寒さと闘いながら佐用町まで走り、国道373号線を少し北上して「道の駅宿場町ひらふく」で一回目の休憩をとりました。カップ珈琲で暖をとり、暖房が効いた休憩所で冷え切った身体を元に戻します。また、トップケースからオーバーパンツを取り出し、革パンの上に装着しました。念のため持参したオーバーパンツですが、まさか本当に出番があろうとは思いもしませんでした。

ここでは、農作物販売所のおばさんがしきりに話しかけてくれて、なかなか楽しい休憩となりました。一息ついたので、山の頂に見える「利神(りかん)城跡」をバックに記念撮影をしたあと、再び国道373号線を北上しました。

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杉のまち智頭

オーバーパンツの装着により若干寒さはやわらぎましたが、それでも上半身はまだ少し寒く、ちょっと辛いものがありましたが頑張って北上を続けます。途中に整備されたバイパスの電光掲示板が示す温度は摂氏7℃・・・。言葉もありません。

バイパスを下りると、流れる水がとても美しい「千代川(せんだいがわ)」が我々を出迎えてくれます。そして、その川の流れに沿ってバイクを走らせていくと、左右の山肌にびっしりと規則正しく杉の木が生い茂った光景を目にする事ができます。そう、ここは杉の産地として有名な「杉のまち智頭」なのです。

花粉が飛び交うこの季節、花粉症の方は恐ろしくて近づけないでしょうが、この智頭町出身の同僚の話では、ここにはスギ花粉の精霊が祭られた杉神社というものがあるらしいのです。しかも毎年10月には花粉症軽減の祭礼まで行われているそうです。すごいぞ「杉のまち智頭」。

昨年のツーリングでも探訪したように、宿場町の雰囲気を随所に残した趣のある街なので、花粉症に縁のない方は、機会があればツーリングがてら立ち寄って見られてはいかがでしょうか?

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鳥取砂丘

その後も寒さ&はち切れそうな膀胱と闘いながら走りつづけ、国道373号線→国道53号線へ合流し、鳥取市内へ入りました。途中でバイパスへの迂回路をうっかり曲がり損ねて直進してしまったため、鳥取市内の中心地を通り抜けるかたちになり、少し時間をロスしたものの、予定より少し早めに「鳥取砂丘」入る事が出来ました。

「プチ・イージーライダーな旅2」以来の「鳥取砂丘」ですが、ゴールデンウィーク中に訪れた前回とちがい、寒さが残る三月の平日とあって、訪れている人もまばらでした。

砂丘会館の食堂で昼ご飯を済ませ、昼からのツーリングに備えました。今回のメニューは「カツカレー」ではなく、「カツ丼」をチョイスしました(笑)。

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国道9号線&青谷羽合道路

「鳥取砂丘」をあとにして、国道9号線を西に走ります。鳥取空港を越えると、「因幡の白兎」という神話で有名な「白兎海岸」を右手に見ながらのシーサイドクルージングとなります。「龍見台」を通過し、浜村町側へ駆け下りる時に見えた日本海の光景が圧巻で、日本海らしい荒い白波が幾重にも連なり、まるで龍が空へ立ち昇って行くかの様な光景でした。「龍見台」とは良く言ったものですね。(正確な由来は知りませんが・・・。)思わず立ち止まって写真を撮りたくなる様な光景でした

そのまま国道9号線を走り続けると、青谷羽合(あおや・はわい)道路というバイパスを走ります。この道路の途中にある「道の駅はわい」から、東郷湖が一望できるという情報を得ていたので、予定外ではありましたが、少し立ち寄って見ました。

ちなみに、この東郷湖周辺には「羽合温泉」や「東郷温泉」などの温泉地があります。

バイパスを終点まで走り、国道9号線が再び地上を走る様になると、前方に見える巨大な風車群が現れて、我々を驚かせてくれました。後で調べてみると、北条砂丘風力の風力発電用の風車だそうで、全部で9基設置されているそうです。。これらの風車が規則正しく並んでいる姿はまさに圧巻で、是非とも写真を撮ってみたいと思って近くまで行ってみましたが、近づきすぎたためにその全貌を写真に納める事が出来ませんでした。(笑)

風車の直径も、私が今まで見た事のある風車よりも大きく、インパクトとしては愛媛県の佐田岬にある風車群以上のものがありました。

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大栄町「コナン通り」

この北条町の風車群を抜けると、国道9号線はスイカの産地として有名な大栄町へ入ります。休憩をかねて「道の駅大栄」へ立ち寄りました。この「道の駅大栄」では、スイカアイスという名物ソフトクリームがあるので、寒さに負けずにそれを食べてツーレポのネタに活用しようと思ていたのですが、ソフトクリーム売り場のメニューには、バニラ・チョコ・ミックスのみ・・・。スイカアイスを食すには季節外れだった様です。

この大栄町には、スイカ以外にももう一つの「顔」があります。それは、「名探偵コナン」という漫画・アニメをテーマにした「コナン通り」です。作者である青山剛昌さんの出身地がこの大栄町なので、町おこしの一環として数年前に整備されました。

「道の駅大栄」の東側の通りがそれで、途中にある橋には「コナン大橋」という名前がつけられており、様々な表情のコナン君の銅像や、作者が描いた今までの作品のレリーフなどが飾られています。また、マンホールの蓋にもコナン君がデザインされており、まさに町はコナン一色という感じです。
(「道の駅大栄」の駐車場や、大栄町の図書館前にも銅像があります。)

橋の近くには作者の実家があり、現在ではコナン探偵社というコナングッズを販売するお店を営んでおられます。この「コナン通り」は、徒歩でも数十分で回れてしまうため、ここを目的地にして観光に来るといささか物足りなさを感じると思われますので、近くにある「大山」や様々な温泉地、日本海での海水浴や砂丘観光と合わせて訪れて見られたらいかがでしょうか?

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国道179号線〜中国自動車道〜そして帰還

「コナン通り」の散策を終え、大栄町をあとにして、倉吉の街を経由して国道179号線を南下しました。この道は、三朝温泉を越えたあたりから豪快な走りが楽しめる快走路で、本日の走りのメインイベントとして考えていたのですが、今回は遅い小型ローリーに頭を抑えられ、少し消化不良気味の走りとなりました。

小型ローリーが国道482号線へ分岐して行ったあとは、豪快な走りを愉しむ事が出来て、ボルテージはぐんぐん上がって行きましたが、それとともに気温はぐんぐん下がっていって、寒さは増すばかり・・・。人形峠付近では左右に雪が思いっきり積もっており、ヒヤヒヤモノの峠越えでした。「路面凍結注意」の看板が、さらに体感温度を下げてくれました。

「道の駅奥津温泉」で休憩と暖をとったあとは、院庄ICから中国自動車道を使い、勝央SAで干からびたたこ焼きを食したあと、山崎ICまで走って国道29 号線へ合流し、国道29号線を南下して姫路まで帰ってきました。姫路市に入ってすぐのところにあるいつものコンビニで最後の休憩をとったあと、姫路西バイパスの分岐点で流れ解散となりました。

 

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あとがき

今日は気温が低く、かなり寒いツーリングとなりました。そのためか、休憩するたびに「寒いでしょ〜」と声を掛けられる事しばしばでした。また、平日だったため、私たちの他にバイク乗りがおらず、ツーリング気分を味わうには素少し物足りないものがありました。それでも、2006年度初の「プチ・イージーライダーな旅」で300km超の走りを堪能でき、とても楽しい一日でした。4月になれば、寒さに悩まされる事も無くなるでしょう・・・(笑)。