温泉の湯惑

2005年10月30日()走行距離255km  Canon IXY DIGITAL450


RSのミッション&クラッチのオーバーホール後、初のツーリングに出る事にしました。目的地は、日本海側の名所のひとつ「餘部鉄橋」です。この「餘部鉄橋」は、兵庫県北部の香住町にある長さ310.5m・橋脚の高さ41.mという日本一の高さを誇る鉄橋です。過去に悲惨な車両転落事故もありましたが、それでも立派な兵庫県北部の見所の一つである事にかわりはありません。

会社で、この「餘部鉄橋」が来年に取り壊される(建て替え?)という話しを聞いたので、その前にもう一度訪れておこうと思い、RSのオーバーホール後のツーリング第一弾は、「餘部鉄橋」を見に行こうと心に決めていました。


出発の準備

午前9:00にスタート出来るように準備を始めました。ツーリングに出るのは約1ヶ月ぶりとなりますが、その間に秋も深まりをみせ、メッシュジャケットでは到底走れないほど寒くなりましたので、今日からは春・秋用のスーパーウィンドジャケットを使用します。そして、下は2年振りに革パンを着用しました。

昨シーズンは、肥大化したお腹のために着用をあきらめた革パンでしたが、今年はゴールデンウィークから続けているウォーキングの成果により、楽勝で革パンが着用出来る様になりました。「いや〜よかったよかった。」


道中は・・・

目的地は「餘部鉄橋」と決めていたのですが、どのルートを通るのか決めかねていました。出発するときは播但有料道路を使って生野あたりまで走ろうと思っていたのですが、走り出してから気分が変わり、国道312号線を使って北上を開始しました。

普段なら、姫路市街から福崎までの区間は播但有料道路ですっ飛ばして行くか、播但有料道路の側道を通るかのいずれかの方法をとるので、この区間の国道 312号線を走るのは久しぶりです。そのため、周りの風景に懐かしさを感じるものの、道路状況はさほど快適ではなく、福崎町までは淡々とした移動作業に終始しました。

福崎町からは県道を使って生野町まで裏道を走る予定でしたが、今回も道を間違えてしまい、神崎町あたりで国道3 12号線に合流してしまいました。でも、国道312号線を北上する車両はほとんど無く、皮肉な事に国道312号線を使った方が快適な走りが出来ました。

快適な走りはその後も続き、「ドライブインあさごやま」で休憩をとるまで続きました。ここで今後のルートを検討し、豊岡から国道178号線を使って「餘部鉄橋」を目指すルートを走る事に決めました。

休憩を終えたあとは、和田山から国道9号線へ合流し、途中で抜け道に県道104号線を使い、再び国道312号線に合流して豊岡を目指しました。

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城崎温泉

そういえば国道312号線で豊岡まで走るのも久しぶりです、そのため昔と比べて少し道路が変わっている様な気がします。この辺りは交通量も多く、さほど快適さを感じる事はありませんでした。

豊岡が近づいてきたので、国道178号への分岐を見落とさない様に走っていましたが、それでも道を間違って本来曲がるべきところを直進してしまいました。こうなったらいっそのこと城崎まで走り、温泉街を抜けて県道9号線を使って日本海へ抜けようと思い、城崎を目指す事にしました。

円山川の川面が道路脇まで迫る、この辺り独特の景色を楽しみながら走っていると、川面から潮の香りが漂い始めます、城崎が近づいて来た証拠です。「←城崎温泉」という看板通りに信号を曲がり、城崎温泉街へバイクを乗り入れました。

城崎温泉は説明するまでもなく、我が兵庫県では有馬温泉と並ぶ第一級の温泉地です。志賀直哉の「城崎にて」の舞台としても有名です。ただ、今日の目的地はあくまでも「餘部鉄橋」なので、ここで温泉に入って時間をつぶすわけには行きません。早々にこの温泉街を通過し、県道9号線を抜けて日本海へ・・・・・・。
と、思っていたのですが、この温泉街の魅力に負けて、結局温泉に入ってしまいました(笑)。
この城崎温泉は、七つの外湯があることで有名ですが、そのうち「地蔵湯」「一の湯」「鴻の湯」は過去に入った事があるので、今回は「御所湯」に入る事にしました。

入浴料は800円、タオル付きだと950円、今日は温泉に入るつもりはなく、いつもならトップケースに入れている「温泉セット」を持参していませんでしたので、タオル付きの料金を払って入浴しました。この「御所湯」は、以前の場所より移転して今年の7月にオープンしたばかりなので、建物や湯船も真新しく、城崎の外湯には少ない露天風呂も備えていました。少し熱いお湯でしたが気持ち良く入浴出来ました。

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志賀直哉ゆかりの桑の木

温泉につかって満足したので、一時はもう帰ろうかと思ったのですが、せっかくここまで来たのだから日本海を見ておこうと思い、当初の予定どおり県道9号線を使って日本海へ抜ける事にしました。「大型車通行禁止」の看板が出ていたので、さぞや狭い道なのだろうとおもっていたのですが、案外道幅があって走りやすい道でした。しばらく走ると「志賀直哉ゆかりの桑の木」という看板が立っていたので、記念に写真を撮っておきました。

桑の木を通り過ぎてさらに西へ走ると道路状況は一変し、ほぼUターンに近いつづら折りのコーナーが連なる峠越えとなります。なるほど、どうりで大型車通行禁止なわけですね。さほど苦もなく峠越えをし、海岸沿いに走る県道1 1号線に合流しました。

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淀の洞門とはさかり岩

県道11号線に合流し、とりあえず西にバイクを走らせます。しばらく走ると展望が開け、目の前に日本海が現れました。綺麗な景色を眺めながら走っていると、「淀の洞門」「はさかり岩」という看板が目にはいったので、道路脇の休憩ゾーンにバイクを停めて看板を見てみました。どうやら、この休憩ゾーンから見える岬の先端に空いた穴が「淀の洞門」で、「はさかり岩」というのがさらに西にある様です。とりあえず「淀の洞門」の近くまでRSで行ってみる事にしました。

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切浜海水浴場沿いの道を通って「淀の洞門」の近くまでバイクで近づき、あとは遊歩道を歩いて行きます。さほど歩く事もなく、「淀の洞門」までたどりつきました。近くまで来ると洞窟はさすがに大きく、ちょっと不気味です。その昔は鬼が住んでいたそうな・・・・。恐ろしや。

洞窟の中に波が押し寄せる様はとても豪快で、日本海の荒々しさを感じました。

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「淀の洞門」をあとにして、県道11号線を少しだけ西に走ると「はさかり岩」が現れました。この挟まっている岩は、洞門の天井が落ちて岩と岩の間に挟まったものだと言われているそうです。不思議な光景ですね。ちなみに、県の指定文化財になっているそうです。

ロケーション的には邪魔なのですが、岩の前の釣人と比較すると、岩の大きさが良くおわかり頂けると思います。

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帰り道

さて、このまま西へ走り「餘部鉄橋」を目指すべきか、それともそろそろ帰るべきか、思案のしどころでしたが、「明るいうちに家に帰る。」という私の日帰りツーリングのモットーを貫くため、引き返す事にしました。

県道1号線を抜け、国道178号線経由で国道312号線へ合流し、抜け道を使って和田山まで走ったあと、播但有料道路で一気に姫路まで帰ってきました。


まとめ

今回は、予定が大幅に変更になりましたが、これもツーリングの楽しさのひとつですね。「餘部鉄橋」は次回におあずけとしましょう。