昭和の遺産「太陽の塔」を見に行く

2005年06月12日() 走行距離203km Canon IXY DIGITAL450


2週間前に実行に移したものの、道に迷って途中で挫折した「太陽の塔」を見にいく計画を復活させました。今回も、行きは有料道路を使わず、加古川市から県道を上手く使ってほぼ最短ルートと思われるコースを走ります。前回は、わざわざルートを記入したメモをタンクに貼り付けて走っていたにも関わらず、道を間違えて迷ってしまったので、今回は無駄な努力をせず、迷いそうになったらその都度停車し、ツーリングマップルで位置を確認するといういつものスタイルで走る事にしました。


万博記念公園を目指して

諸般の用事を済ませ、家を出たのが午前10時過ぎ、いつもより少し遅めのスタートです。ガソリンスタンドで燃料を満タンにし、姫路バイパスを経由して加古川ICから県道18号線へ合流します。その後県道20号線へ合流し、前回道を間違えた交差点を無事通過し、さらに国道175号線との立体交差を通り抜けたあと、県道38号線へ合流し、ひたすら東を目指しました。このあたりから道路は山越えの様相を呈して来て、少し楽しめそうな感じでしたが、前方に珍しい事にアメリカンバイクのサイドカーが走っていたので、それを観察しながらゆっくりと後ろを追走していました。

「このスピードで走っているかぎり、ネズミ取りに捕まる事もあるまい。」と思っていると、サイドカーがウィンカーを点灯して道を譲ってくれました。気を遣ってくれたのでしょう。左手をあげて挨拶しながら追い越すと、ホーンで応えてくれました。なかなか気持ち良いコミュニケーションがとれました。

その後、コンビニで軽く休憩と軽食を済ませ、国道176号線に合流してからは、増えて行く車の量に気を遣いながら、案内標識を頼りに万博記念公園がある吹田を目指しました。その後は特筆すべき事もなく、無事に万博記念公園に到着し、西第一駐車場というところにバイクを入れました。

入場券(250円)を購入し、北口から万博記念公園へ入りました。公園内は綺麗に整備されており、多くの人が休日を楽しんでいました。

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35年間のご無沙汰でした

入場時に貰ったパンフレットの地図を見ながら「太陽の塔」を目指して歩きますが、この万博記念公園はかなり広く、なかなか辿り着けません。よく考えると、万博の会場がそのまま公園になっているのですから広くて当然ですね。黙々と中央口を目指して歩いていると、突然林の向こうに「太陽の塔」が現れました。35年振りに見るその姿は、まさに圧巻でした。

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目の前に現れた「太陽の塔」の姿を眺めながら太陽の広場まで歩き、正面からまじまじとその雄姿を観賞しました。圧倒的な存在感と造形美!まさに昭和の遺産と言っても過言ではないでしょう。我が街の「姫路城」が、何年か前に世界文化遺産として登録されましたが、現存する天守が建立されてから歴史的な合戦を経験したわけでもなく、また、歴史を左右するほどの重要な局面の舞台となったわけでもなく、ただ、当時のままの姿で現存する城郭として最大規模のものである、という理由のみであるという事実を考えると、当時日本全国はおろか、世界中から注目されたこの「太陽の塔」こそ、世界文化遺産としてふさわしいのではないでしょうか。

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細部を観察

間近から、「太陽の塔」を細部にわたって観察してみました。岡本太郎氏が手がけたこの塔には、いくつもの顔があり、それぞれに意味を持っています。てっぺんに輝く黄金の顔は「未来の太陽」/中央の太陽の顔は「現在の太陽」/背後に描かれた黒い太陽の顔は「過去の太陽」という意味があるそうです。また、当時は地下に「地底の太陽の顔」があったそうです。

また、内部には「生命の樹」という、生物の進化の過程を描いた模型がちりばめられた樹がありますが、、一般公開はされていません。数ヶ月前に、何かのイベントで抽選による内部公開がありましたが、ものすごい競争率だったようです。機会があれば一度見てみたいですね。

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万博の名残と塔のある風景

これほど大きい公園だと、とても1〜2時間の滞在で回りきれるものではありませんが、万博の名残がないかと思い、少し公園内を散策してみました。万博時代のパビリオンの残骸らしきもの(鉄鋼館)見受けらた他は、これと言って万博を彷彿とさせる様なものはありませんでした。
万博の際のメイン会場とも言えるお祭り広場では、当時の大屋根の残骸の周りでフリーマーケットが開催されていました。

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日本庭園

あとは、日本庭園の方にも足を伸ばしてみました。美しく整備された庭園が広がっており、とても綺麗なところでした。ここでは思い出の70年万博記録映像上映コーナーというものが設けられており、当時の万博の映像を見ることが出来ました。また、当時の万博会場の模型も展示されていました。

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残り時間も少なくなってきたので、万博記念公園を後にする事にしました。「太陽の塔グッズ」をゲットしたかったのですが、残念ながらそれらしき物はどこの売店にも売っていませんでした。

駐車場からバイクを出し、(無料でした)「太陽の塔」をバックにバイクの写真を撮れる所をさがしましたが、良い場所が見つからなかったので、そのまま中国自動車道に乗り、山陽自動車道を経由して一気に姫路まで帰ってきました。


あとがき

天気がイマイチで、青空の下で「太陽の塔」を写真に納められなかったのが残念です。また、RSと「太陽の塔」のツーショットも撮れなかったので、バイクの写真がなく、なんだかツーリングレポートらしくないページになってしまいました。(笑)