日本の滝100選 原不動の滝を見に行く

2005年07月17日() 走行距離150km Canon IXY DIGITAL450


梅雨明け宣言はまだ発表されていませんが、おとといあたりから明らかに空の色が夏色に変わってきました。ただし、今日は朝から曇り空で、ちょっと怪しい空模様です。それでも、三連休の中日という事もあり、RSで走りに出る事にしました。この暑さの中では、そう遠くまで行く気も起こらないので、比較的近くでまだ行っていないところは無いか?といろいろ調べていると、いつもツーリングの途中で通過する「波賀町」に、日本の滝100選にも選ばれている「原不動滝」なるものがある事を知りました。この暑い季節に滝を眺めて涼むというのもなかなか良さそうですし、近くに温泉もあることから、この「原不動滝」を見にいく事にしました。最初はソロ乗りで行くつもりだったのですが、子供も行きたいというので、距離もそう遠くないため、タンデムで走る事にしました。「温泉セット」をトップケースに積み込み、いざ出発です。


原不動滝を目指して

いつも通り姫路バイパスに乗り、姫路西バイパスを経由して国道29号線へ合流します。国道29号線を北上し、山崎町内の混雑を避けるために一旦迂回路にはいり、再び国道29号線に戻ったあたりから、この道の本領発揮となります。このあたりは信号が少なく、交通量もさほど多くはないので、快適なペースでツーリング気分を味わえるのです。また、この先には美しい音水湖と引原ダムがあり、さらにその先には険しい戸倉峠が待ち受けているという、非常に走り応えのある道でもあります。ただし、今日の目的地は波賀町なので、そこまでは行きません。

一宮町に入ったあたりで、良く利用する「ドライブインながさわ」で小休憩をとったあと、子供が併走する揖保川の河原へ降りたがったので、適当なところでバイクを停め、いったん河原へ降りてみました。どうも理科の授業の教材として、綺麗な川の水が欲しいんだそうです。でもまだこの辺りは中流で、必ずしも綺麗な川の水とは言い難いので、水は滝の近くで採取する事にしました。我々が河原にいる間に、国道29号線を大規模なツーリンググループが2チームほど、北に向かって走り去っていきました。

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原不動滝

河原から再び国道29号線へ戻り北上を再開します。この辺りの景色は昔から何度も走って見慣れているので、今更珍しくもないのですが、子供はバイクでここまで走って来るのが初めてなので、車の中から見るのとは全く異なる景色を、とても嬉しそうに堪能していました。同じ道を走っていても、ある地点を過ぎると「空気が変わる」という、バイクならではの感覚も気づいてくれたかな?

目印となる「道の駅はが」を越えたあたりで案内標識が出ていたので、その案内どおりにバイクを進めていくと、苦もなく原不動滝の駐車場へ到着しました。

駐車場では、先ほど見かけた大規模なツーリンググループがバイクを停めたばかりだった様で、その人たちといっしょに、原不動滝を目指して遊歩道へ入りました。遊歩道は、階段や吊り橋などがきちんと整備されており、多少の登りはあるものの、特に苦もなく原不動滝まで辿りつけました。以前に見にいった事がある「天滝」とはえらい違いです。ちなみに入場料は大人200円/子供100円でした。

説明書きによると、原不動滝は男滝と女滝の二つからなり、男滝は落差88メートルもあって、兵庫県下最大との事でした。女滝は男滝と源流が異なるのですが、寄り添う様に同じ滝壺に落ちているのが特徴だそうです。

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渓流と戯れる

滝を堪能し終わったので遊歩道を引き返し、滝壺の少し下流側へ降りる事が出来たので、そこで少し涼む事にしました。渓流がとても冷たくて美しいので、水は源流近くではこんなにも美しいんだという事を再確認しました。また、大昔はこの水が、美しいまま海まで流れ込んでいたであろう事を思うと、一度でいいから、そんな景色を見てみたかったという思いに駆られました。

この美しい渓流をながめ、時には水に手を入れたりして戯れながら、この天国の様な素晴らしい場所でのひとときを楽しみました。そうそう、娘の教材として、渓流の水もちゃんとゲットしました。

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酷道で山越え

汗もひいたので、この天国の様な場所をはなれて駐車場まで戻りました。時刻もちょうど12時なので、お昼ご飯の時間です。このまま北へ走り、戸倉峠にある「宮中そうめん流し」でそうめんでも食べれば、夏場の涼感ツーリングっぽくなるのですが、子供がイマイチ乗り気ではなかったので、この駐車場のとなりにあるレストランで食事をとる事にしました。この辺りは、ヤマメ料理が売りみたいでしたが、娘は親子丼・私はカツカレー(またかよ!)を注文して、美味しく頂きました。

腹ごしらえも済んだので、あとは温泉に入るだけです。娘が「綺麗な温泉がいい。」というので、この近くで比較的綺麗な温泉である一宮町の「まほろばの湯」へ行くことにしました。ここから走るには、国道429号線で山越えをするのが一番の近道なので、約一年ぶりに、この「酷道」へバイクを乗り入れました。車一台分程度の細い道に、つづら折れに重なるタイトなコーナーなどは少しも変わらず、相変わらず酷い道です。今回はタンデムなので、より一層慎重にバイクを進めました。

山越えが終わり、一宮町側へ出たときに、ちょっとレトロな公民館があったので、思わずバイクを停めて写真を撮ってしまいました。すると、この公民館の横に、「一宮町名水七選 阿舎利の水 4.2km」という非常に興味を惹かれる看板が立っていました。また、日を改めて行ってみましょう。

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家原遺跡温泉まほろばの湯

公民館から少しだけ走り、目的地である「まほろばの湯」へ到着しました。私自身は昨年の「津山ツーリング」の際に利用しましたが、子供は初めてでしたので、とても喜んでいました。

今年ツーリング中に温泉へ入るのは、四国ツーリングに続いてまだ二回目です。このところ温泉から遠ざかっていましたが、これで温泉ライダーとしての面目も果たせました。やはりツーリング途中に立ち寄る温泉は良いですね〜。広々した湯船で思いっきりリラックスして、体と頭を洗って綺麗な身体になったところで、着替えの新しいシャツに袖を通す、この瞬間が何とも言えずに気持ち良いんですよね〜。

温泉からあがり、子供は冷たいお茶を、私は大山牛乳を飲みながら、ひとしきり休憩したあと、駐車場へ戻り再びバイクで走る準備をします。気持ちいいのはこの時まで、再び暑さとの闘いが始まります。せっかく綺麗になったのに、再び汗を一杯含んだヘルメットを被らなければならないのは、何か少し勿体ない様な気がしますね。

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あとがき

「まほろばの湯」を離れ、県道を使って再び国道29号線まで出て、あとは一気に姫路まで帰ってきました。久しぶりのタンデムでしたが、なかなか良いツーリングになりました。子供もタンデムに慣れてきた様で、今までの最高距離をマークしたにも関わらず、眠ってしまう事はありませんでした。これなら、来年の四国ツーリングは一緒に行けるかも・・・。