14'の幕開けもシルバーピジョンとともに!

2014年01月03日(金)

車両:シルバーピジョンC-90

走行距離:12Km

カメラ:Nikon D7000


昨年末の30日から四連続の夜勤だったため、会社で年越しをし、元日・二日ともに昼間は寝て過ごすという、最悪の幕開けを飾った2014年・・・。このまま正月気分を味わえずに三が日を終えるのはちょっと悲しいので、夜勤明け休日にあたる本日、午後から初乗りをかねて近所の神社まで初詣に出かけてきました。


志氐神社へ初詣

今年の初乗りの相棒は、昨年末に根を詰めてクラッチ関連の整備をしたシルバーピジョンを選びました。

 

エンジンを始動させるための一連の儀式を経てキックペダルを踏み降ろすと、サイドバルブエンジンの咆哮をガレージ一杯に響かせながら、シルバーピジョンはいとも簡単に目を覚ましました。

 

そのシルバーピジョンと、お正月ののんびりとした雰囲気を味わいながら、のんびり走って初詣に訪れたのは、昨年と同じ「志氐神社(しでじんじゃ)」です。

 

さすがに正月三が日だけあって、境内には割りと多くの人が参拝に訪れていました。 私もお賽銭を奮発して、今年一年の家族の健康を祈願いたしました。

昨年は参拝を終えるとそのままガレージに引き返したのですが、今年のピジョンはひと味違います。

 

 

「やっとNikkiのキャブも暖まってきたところだぜ・・・!」

  (AKIRAの金田風に読んで下さい)

 

・・・と私の心も叫ぶので、そのままお散歩を続ける事にしました。


アミカン(株)本社事務所

心地よいエンジンフィーリングを楽しむために、比較的交通量の少ない道を選びながらピジョンをノロノロと約3Kmほど走らせ、やって来たのは富田浜という地にある「アミカン(株)」という会社です。

この会社は、国産初の手動式製網機を開発した製網メーカーらしいのですが、そんなことはどうでも良くて、私が興味あるのはこの会社の事務所のレトロな外観です。

 

直線主体のデザインの中に曲線を上手く取り込んだ塔屋付きの事務所は、大きく開かれた総長窓とタイル&モルタルの使い分けがとても印象的で、それがコンクリートづくりの門柱や重厚な煉瓦塀と見事に調和し、昭和初期の雰囲気を漂わせながら市街地の中に佇んでいるのです。

実はこの建物は、2010年に四日市にやってきた時のポタリングで目にしていたのですが、当時はいくら調べてもこの建物に関する情報はなかったので、心惹かれるものがあるけれど、あまり貴重なものではないのかな・・・?と思っていました。

 

ところが、昨年末に訪れた「旧四郷村役場」に関して調べている時に、この「アミカン(株)」の本社事務所と正門、それに煉瓦塀が国の有形文化財に登録された事を知り、今回訪れてみたという次第です。

 

登録されたのは2010年の9月でしたので、私が発見した数カ月後だった様です・・・。


川村ビル

ガレージに戻る途中にもう一箇所気になる場所に訪れてみました。

 

こちらは2014年1月現在ネット等で検索してみてもなんの情報もありませんが、限りなく「アミカン(株)」と同じニオイがする総タイル貼りの建築物の「川村ビル」です。ただ、この「川村ビル」という名称はGoogleマップにそう記載されているだけで、建物にはなんの表記もありません。

 

建物の扉に掲げられている会社名や看板の営業品目を見ると、どうやら土建屋さんの事務所みたいですが、その会社の自社ビルなのでしょうか・・・?

規模は違うけれど、松田優作の「探偵物語」の事務所のロケ地となった「同和病院」の様な雰囲気が漂ってますね。

ほんの僅かだけど所々に色が残っているステンドグラスや、細かな部分に施された意匠などが粋な時代の気分を感じさせてくれます。

世の中からは忘れられてしまっているけど、きっとこの地域の近代遺産に違いない!

・・・と、私の嗅覚が強く訴えた興味深い建造物でした。

「川村ビル」を離れたあとはそのままガレージに戻り、走行距離約12Kmに及ぶ初乗りを終えました。

 

この道中では、信号待ちや長時間の踏切待ちなどが何度かあったにもかかわらず、クラッチの不具合によるエンストは一度も発生しませんでした。どうやら昨年末のクラッチ関連の整備が効いているみたいです。

 

この調子だと今年はピジョンでのお散歩の機会が増えそうですが、あまり調子にのらず、当面はガレージを中心とした半径15Km圏内(JAF無料ロードサービス圏内)の相棒として活躍してもらいと思います。