文蔵餅と四日市近代遺産

2014年02月09日(

車両:シルバーピジョンC-90

走行距離:8Km

カメラ:Nikon D7000

前回シルバーピジョンで立ち寄った嶋小餅店が、創業以来180年も続く老舗だった事に驚き、ちょこっとネットで調べてみたところ、旧東海道にあたるこの通り近辺には、ほかにもたくさんの老舗和菓子屋さんが点在している事がわかりましたので、またしてもシルバーピジョンとともにオヤツの調達に出かけて来ました。

三瀧屋文蔵

今回訪れたのは、嶋小餅店のほんのすこしだけ南にある三瀧屋文蔵さんです。

こちらもその歴史は古く、創業は元禄時代にまで遡るそうです。

元禄といえば江戸時代で、江戸幕府の将軍で言えば犬公方徳川綱吉の時代にあたり、西暦にすれば1,700年前後らしいので、約300年も続いているんですね。

 

その元禄時代にお店をひらいた創業者の名前を冠した「文蔵餅」がこのお店の名物らしいので、本日のオヤツとして二個購入いたしました。

三滝川と四日市宿

ちなみに、屋号になっている三瀧というのは、お店のすぐ近くを流れている三滝川からとったものだと思われますが、この三滝川はその昔は三重川と呼ばれていたそうで、歌川広重の東海道五十三次の四日市宿に描かれている川が、まさしくこの三滝川なのだそうです。

今日の四日市は、まさに広重が描いた四日市宿と同じように強い風が吹いて寒かったのですが、ピジョンのコンディションが良かったので、調子に乗って港湾方面にまで足をのばしてみました。

旧熊沢製油ビル

休日で閑散とした港湾地域をのんびりと走って訪れたのは、大正三年に建設された洋風建築の旧熊沢製油ビルです。

規模は小さいながらも、随所にあしらわれた装飾が見事な洋風建築でした。

現在は別の会社が事務所として活用している様ですが、この様な貴重な建築物を活用しながら後世に伝えてくれるのはとてもありがたい事ですね。

末広橋梁

ひとしきりビルの写真を撮り終えたので帰路に着こうと思っていたら、港湾の引き込み線の遮断機が降りているのに気づきました。

 

そういえば、この近くに国指定重要文化財の可動式の橋梁があったな・・・、と思って線路伝いにピジョンを走らせて見ると、本当にすぐ近くにその橋はありました。

 

昭和6年に建設された跳開式可動橋の末広橋梁です。

列車が通らない時は、船が通過できる様に橋が上に跳ねあがるのだそうです。

この橋の存在は知ってはいたものの、私は鉄ちゃんではないので訪れることはないだろうと思っていましたが、たまたま列車が通過する時刻に居合わせたのも縁だと思い、少し待って列車が橋を渡る姿を写真に納めてみました。

さらに待っていると警告音が鳴りやみ、列車の通過もなさそうでしたが、橋はなかなか上がらなかったので、これ以上待って風邪をひいても困るので仕方なく退散しました。

 

でも、これじゃただ鉄橋を通過する列車を撮っただけだなぁ・・・(汗)

文蔵餅で美味しく締めました

予想外に末広橋梁で時間をとられたので、部屋に帰ると今回も少しオヤツの時間をオーバーしていましたが、暖かい部屋で冷えきった体を癒やしながら、約300年続く伝統の味を美味しくいただきました。